私は開園直後から釣り始めたがまだ薄暗く冷え込みも半端ではなかった。しばらくはガイドに付着した水滴がすぐに凍ってしまう状況下での釣りとなった。
まずは岸際から攻めてみる。岸際はゴロタ石が多く入っており少し沖にかけてがブレイク状になっている。まずはこの周辺をレティクルシャッドで丁寧にトレースしていくとすぐに丸々と太ったキーパーサイズをキャッチできた。開始早々にバスをキャッチできたのでこの日の釣果を楽観視し写真を撮影しなかったのだが、その後はバイトが遠のいてしまった。
というのも、ほどなくして岸沿いに多くのアングラーが並んで入るようになったため、なかなかシャッドを横方向に投げられなくなってしまったためだ。シャッドを岸と平行にトレースできれば確率は良いのだが、これが真っ直ぐにしか投げられないとなると、ブレイクをトレースできる部分が「線」ではなく「点」になってしまうので確率が大幅に下がってしまう。でも、人気の高い釣り場、しかも日曜日なのだからこれも致し方のないことだ。
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