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清水 隆匡 (スミスフィールドスタッフ)
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『進化による新たなるパターン』
寒さもちょうど峠を迎え一年で最も寒い季節を越した。しかしまだまだ寒いのが現実だが、それでも釣りはしたい!そんな中またも精進湖へトライしてきた。
年明けから好調に釣ってはいたが、その後は全面結氷してしまい釣行はできずにいたが、2月前半の温かさで、氷は溶け出したとのことであった。そこで三連休のうちの二日間連続で釣行してみた。(暇だっただけですケド・・)
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この日は気温こそ低いが、朝は風もなく穏やかで年明けほどの寒さは感じなかった。日差しは確実に春に近づいているようで、現に水温は2度ほど上昇していた。
まずは越冬エリアの溶岩帯に入り、魚探でベイトの位置を確認する。 しかしいつものディープエリアにはベイトがいっこうに映らない・・
「やっちまったかな?」と思いながらも、くまなくチェックしていくと、自分が思ってもいなかった2〜3mの浅いエリアにベイトの反応がでた!まさかそんな浅いエリアにベイトが居るとは・・・「しまったシャッド持ってこなかった・・・」
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これは自論ではあるが、冬バスを長年行なった経験から言えるのは、真冬であろうと最もバスがアクティブに動くのは早朝であり、最も釣りやすい!そして水温が低かろうが、餌となるベイトが活動しているレイクならバスは捕食行動をしている!
それから誰が言ったかわからないが、「水温8度以下はシャッドなどを食わない!」なんてこれもない!!あくまでも自論ですけどね・・・だってバスじゃないもん・・・
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さて仕方がないので、ジグヘッドのミドストでそのレンジをチェックすると、一瞬アタックするもののなかなかフッキングに持ち込めない・・それでもシャッドを持ってこなかった事を後悔しつつ、続けているとようやくフックアップに成功した。サイズは精進湖ではまぁまぁの800gサイズであった。
その後は日が高くなるにつれてベイトも深いレンジに下がってしまい、いつもの食わせの釣りを駆使してなんとか4本のバスをキャッチすることができた。
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しかし、何か自分の中で「もっと釣れたのでは?」との思いがあり、しっくりこなかった。とにかく明日はシャッドを用意しようと決意した。
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この日も気温、水温とも前日と全く変わらなっかったが、ミョーに寒い・・しかも前日よりも氷が厚くて、出船するのに苦労した・・
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まずはベイトのレンジを確認すると昨日同様に浅いレンジに反応があった!ワクワクしながら用意してきたシャッドをキャスト!目視でやっと確認出来るほどの溶岩の脇をジャークとトゥイッチで通すと、ひったくられるようなバイト!一投目からであったので、ちょっとビックリしたが、反射的にフッキングしていた。
しかもこのバスはデカかった。精進湖では珍しいキロアップを一投目か仕留めてしまった。自分が思い描いた通りの展開で一投目からキロアップとはなんとも気持ちがイー!!
その後800位を同じようにキャッチしルンルンでいたが、やっぱり日が高くなるにつれてベイトのレンジが下がってしまい、しばらくシャッドで流すも反応はなくなってしまった。どうやら捕食時間は終わってしまったようだ・・
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その後は前日しっくりこなかったこともあり、新たなパターンを見つけようとフットボールとメタルで移動を繰り返したが、反応は得られなかった・・
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再び越冬エリアに戻り、昨日よりより丁寧に探ろうと、シンカーウエイトを1/32オンスに上げて魚探で溶岩を確認しつつ、隙間一つ一つに入れて行くように丁寧にアプローチをしていくと、ほんの少しだけティップが揺れた・・これバイト??って感じでテンションをかけると、離した・・・・
以前にもここで記したが、Vスペック/FSは革命的なティップを持ったロッドで、バスロッドでこれ以上のティップは現在存在しない・・・しかしそのティップでもわずかにティップが動くだけのバイトで、ここまで来ると、感度とかそんな次元じゃない!ほんとにワカサギがラインに触れるようなバイトで、テンションをかけると瞬時に離す・・
以前ウィンターカップのショートバイトを紹介させて頂いたが、それをはるかに上回るバイトで今まで経験したことのないバイトが存在していた・・
スミスロッドは繊細さでは以前より定評が高く、多くの方に使用していただいているが、正直ツアラーシリーズのソリッドティップやフルソリッドでは今回のバイトは全く感じないであろう・・今回感じたバイトはバスのアタリでこんなのあるの?????であった・・
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結局この日はこのバイトを捕らえることでコンスタントにキャッチすることができ、7本のバスをキャッチすることができた。これは冬に限ったアタリではあると思うが、今回の釣行で今まで知らないバイトが存在している事を知った。
おそらく同じ状況ならば二桁どころか20本位狙えるかもしれない。(ちなみに標高900メートルのハイランドレイクです!)冬はバスは難しい!が、大きく変わって行くかもしれない・・
それからVスペックをご覧いただいていない方は、大阪は終わってしまいましたが、まだこれから開催されるフィッシングイベントなど足を運ばれる際は、スミスブースへ立ち寄って、Vスペックの革命的なバスロッドご覧いただきたい。
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これから徐々に暖かくなるので、バイト自体はハッキリしたものになって来るとは思うができる限り、早くこの検証に訪れたいと思います。
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ロッド
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ツアラーVスペック TVS−60XUL/FS
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ルアー
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1/64オンス〜1/32オンス ネコリグ カットテール
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ロッド
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ツアラーVスペック TVS−60XUL/FS
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ルアー
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1/32オンス ジグヘッド クロステールシャッド
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ロッド
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ツアラー STS−60LR
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ルアー
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ウルトラスレッジ
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