春は三寒四温と言われる。その中で「温」が続いたタイミングで魚が釣れ出すと考えている人は多い。その点、自分はあまり気にしない方だ。
水郷エリアにおいて、3月下旬には水路や小規模な流入河川において既に春を意識したバスが釣れるようになっていた。では本湖や中規模以上の河川において春を意識したバスがコンスタントに釣れるようになるのはいつか?というと自分の経験上は4月22日前後、というのが多い。三寒四温の中で「寒」が続いたとしても、春の魚が釣れ始めるのは決まってその日が境になっているように思える。
近年は魚の個体数が少ないため体感はしにくくなったが、徐々に釣れ出すというよりは一気に釣れ出すのが特徴でもある。魚の世界にカレンダーは存在しないが、日照時間をキーにして季節的な行動を取るものと考えている。
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