冬場の好ターゲットとして大人気のメバルゲームだが、いざ真剣に狙うとなると意外と難しい。なぜなら天候や海況、潮回り、そして狙う時間帯の潮位やポイント選びで結果が左右されてしまうから・・・。
私がホームとしている湾奥〜川崎、横浜、三浦エリアでも、夜ならいつでも陸っぱりで釣れるという簡単さは無く、それぞれ釣り場ごとに潮位や潮流の強弱、海況、ストラクチャ―の有無などの条件がある。基本的には天候や海況が穏やかなベタナギの満潮前後が狙い目(時合い)になるケースが多く、実際にメバルも潮位の低下とともに沖の深場へと移動する行動パターンをとっている。よって、釣行時は夕マズメ以降の満潮(高潮位)付近を狙うというのが鉄則となるのだが、私の場合は仕事の都合で高潮位の時間帯になかなか釣行できない。なので、高活性となって広範囲の表層付近で捕食している群れ(時合い)に遭遇出来るチャンスは無く、プラグやワームを使用した横方向のただ巻きの釣り方から、最近はテトラ帯や岸壁などの足下を狙う釣り方が多くなってしまっている。
果たして港湾部の釣りで、干潮付近はゲームが成立できないのか?ここでは干潮付近の釣りにもかかわらず、なんとわずか1時間半でメバル&カサゴが計38尾の大爆釣となったヒットパターンを報告したい。
|