佐賀 康宏

仙台市在住。宮城県を中心に活動する若手アングラー。

ジャンルはオールラウンダーだが、特に東北地方の大型ロックフィッシュゲームを開拓してきた一人。



- 好調!!三陸オフショア釣行 -


 今回は2日間の予定で岩手遠征へ行ってきました。初日は大船渡の越喜来湾でブリ狙い、二日目は釜石の両石湾で根魚狙いをしてきました。


■ 初日 ジギングで鰤狙い!!

 当日の朝は最低気温1℃程度まで冷えこみ、非情に寒い釣り開始となりました。今回御世話になった釣り船は喜多丸さんで、水深70〜100m程度のポイントをパラシュートアンカーで流すスタイルでジギングを行いました。

 前情報で今年は水温が19℃程と例年より高い為、ハイシーズンが遅れており、1日船中5本程度の釣果。大物一発狙いの状況で、ワンチャンスを逃すと危ないとの話しでした。しかし、ジギングをスタートすると、朝からビックリの高反応です。


一発目、ウメさんにヒット!
(CBナガマサ180gブルーピンクイワシ)

私にもきました!!
(CBナガマサ180gブルーイワシ)


塩津さんにきたブリ!
(CBナガマサ180gタチ)

朝一、CBナガマサ180gで
トリプルヒットの場面も・・。



ポツポツですが、あきない間隔で釣れてきます。
 底をとってから20〜30mの間を、早めのジャークでリトリーブする釣り方が良かったようで、次々とボトム付近でヒットしてくれました。アクションは、ロングジャークをいれ、高速で糸ふけ回収&ロッドティップを下げ、糸ふけが少し残った状態で再度ジャークの繰り返し。

 渓流のミノーイングや、バスのペンシルベイトを動かす要領と似ており、ラインスラッグを利用することでジグが綺麗にスライドするのがわかりました。(教科書どおりのナガマサ使用方法です。)ちなみに、ベイトはイカが入っていたようです。



東北ならではの茶ブリ!?(アイナメ(汗))
もナガマサにアタックしてきました。


 

フリハタ名人のメジューム165g
(ブルーイワシ)にもヒット!

 釣行メンバーは言います。「腹筋は6つに割れているのではなく、1つにまとめあげられた肉体こそが、真に鍛え上げられた男の腹筋だ!!」そのような冗談を飛ばす、オヤジの集まりですのでジグをシャクリ倒すことにもだんだん疲れてきて、おにぎりを食べたり、風景写真を撮ったり、徐々に釣りをサボリ始めます。(私が先陣を切っていましたが(汗))

 そんな中、ハイスピードのジャークを休まず続けていたメグさんにビックバイトが・・!!


 格闘の末上がってきたのは、この日一番の大物103cm 12kgのブリです。(CBナガマサ180gタチ)


■二日目 根魚ボート、シーズンイン!!

 前情報では、水温が平年より高い影響で釜石の根魚はまだハイシーズン一歩手前とのこと。本日は根魚メインですが、昨日ブリの調子がよかったので、朝一だけジギングをすることに決めて外洋へ。昨日凪だったのに対し今朝は風が強く風波がたっていました。そして昨夜の飲み会で、はしゃいだことを強く後悔しました。私の口からのチャミングする一歩手前位の状況までいきましたが、なんとか持ちこたえ、何の反応もないままジギングが終了。

 そして癒しの風裏でロックフィッシュスタートです。水深10m前後のポイントで毎回ワンキャスト5バイト位の状況。上がってくる半分位は40upアイナメで、私の顔色もどんどん回復の方向へ向かいます。

癒しの風裏ポイント


顔色が回復してきた私。

フリハタ名人にクロソイもヒット。


さすがハンター塩津さんも良型連発!

婚姻色が出始めたさかなも混じります。


ウメさんにきた良型ムラソイ。

やっぱり三陸の海岸は美しい!!

 毎キャストヒットの場面もありましたが、魚のいるポイントと、いないポイントがはっきりしており、いないところでは全く反応無しの場所もありました。しかし、6時〜11時までの釣行(強風の為早あがり)で一人10〜20匹の釣果が上がり、ウメさんが50upアイナメもゲット!根魚完全シーズンインと言っていい状況でした。これからもっと良くなる釜石界隈の磯場に、今後更なる期待です!!


● 使用タックル

ジギング

ロッド SMITH OFFSHORE STICK AMJ−S56L
リール SHIMANO ツインパワー8000
ライン PE3号
リーダー 60lb
ルアー CBナガマサ180g(タチ/ブルーイワシ/ブルーピンクイワシetc)

根魚

ロッド SMITH BAYLINER BORON BLB-C72H
リール SHIMANO アンタレスAR
ライン フロロカーボン 16lb
リグ テキサス ナツメオモリ8〜10号



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