秋山 美樹

東京湾を中心に、フィッシングカヤックに乗って旬の魚を追い求める2児のパパ。

毎週末出撃するために、天気の動向と嫁の機嫌を伺う事に余念がない。

Team Banzy!!所属



《大変ご無沙汰しておりました。》


大変ご無沙汰しております。

こちらにフィールドレポートをご報告するのは、約5年ぶりになります。

内房をメインフィールドとしている私は・・・

1月〜4月 ⇒アオリイカ(ティップラン)&シーバス(ジギング)
5月   ⇒アオリイカ(キャスティング)
6月〜7月 ⇒真鯛
8月 ⇒シイラ
9月〜10月 ⇒真鯛
11月〜12月⇒シーバス(キャスティング)

と、季節ごとにターゲットを変えカヤックから様々な魚種を狙っています。

以前、こちらにカヤックフィッシングのレポートをさせていただきましたが、それからこの5年の間に随分とカヤックフィッシング人口が増えてきましたので、また季節やターゲット毎に折を見てレポートをご報告させていただこうと思っております。


先ず今回は、先日釣行しましたティップランエギングの報告です。

私がメインフィールドにしている内房は、3月〜10月の長い期間でアオリイカが産卵しており、通年を通してキロアップのアオリイカを狙う事ができます。

とは言え、メインの産卵は春のようで、秋から初冬にかけてのアオリイカは、数は出るもののアベレージサイズが小さい事もあり、個人的には内房ティップランエギングのハイシーズンは数・型ともに狙える1月〜4月だと思っています。

内房では、厳冬期でもキロアップ
交じりで二桁安打は珍しくないです。


そこで今回は、そろそろ産卵で浅場がメインになる事もありシーズン終盤を迎えるティップランエギングでの釣行をご報告させていただきます。


この日は、「アタリが少ない」&「ミスした後の抱き直し無し」とアオリの活性が低く苦戦しました。


今回は午前中風が強く、午後からの短時間釣行です

アオリの活性低くく難しいです・・・


それでも、実績のあるポイントを中心に探って、前半はマズマズのペースでアオリをキャッチできましたが・・・


小さくても1杯出るとホッとしますね

2杯目は更にサイズダウンです



3杯目はマズマズのサイズでした
3杯目をキャッチした後に2連続でバラシてしまったこともあり、気分転換に新たなポイントを探して徘徊することにしました。


すると、開拓の甲斐もあり新たな根を発見!!

根回りを流してみると、一流し目からマズマズのサイズをキャッチ。

食べごろの800gゲットです



ドラグ止まらないんですけど・・・
そして、次の流しで今まで掛けたことの無いような引きのアオリがヒット!

3分の格闘の末、上がってきたのはティップランでの自己記録更新となる2キロアップのアオリイカでした。


ティップランでの2キロアップは初です

2.1kgにチョット届かない位のサイズでした


ちなみに、アオリイカは3種類いるらしいんですが、小笠原や種子島なんかで釣れる4キロとか5キロのお化けみたいなアオリイカはアカイカと呼ばれる種類で、内房では全くと言って良いほど話を聞きません。

そんなわけで、内房で年魚である2キロを超えるシロイカ種のアオリイカをティップランのシーズンに釣るのは難しいと思っていた事もあり、今回は物凄く嬉しくてネットインした直後に思わずガッツポーズ出ちゃいました。

年をとってもガッツポーズって自然と出ちゃうんですね



最後もマズマズのサイズでした
その後は、 マズマズのサイズを1杯追加したところで満足した事もあり撤収。


終わってみれば、6キャッチ2バラシと数は出ませんでしたが、念願だったティップランでの2キロアップをキャッチ出来た事もあり、記憶に残る釣行になりました。
今日は記憶に残る一日になりました


そろそろ産卵を迎えるアオリイカ。

ティップランエギングで数と型を両方狙えるのも内房では残り1ヶ月くらいです。

真鯛や鱸は一年中狙えますが、年魚のアオリイカはシーズンが限定される事に加え、大型を引き味が増すティップランで狙える時期は限られているので、興味のある方は是非チャレンジしてみて下さい。


☆本日の動画
今回ティップランでキャッチした2キロアップのアオリイカですが、ヒットからキャッチまで動画に収める事ができました。 シャローでのキャスティングで釣る2キロアップよりも圧倒的に引く様子が良く分かると思いますので、興味のある方は是非ご覧ください。



【タックル】

ロッド : パドリスト PSQ-TR72M
リール :2500番(ハイギア仕様)
ライン :PE0.6号+フロロカーボン2号
エギ  :30g(3.5号)



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