釣行日は低気圧通過後のシケ明け。朝6時前。まだ暗かったですが、数日前に雨もそこそこ降って川が増水したため、ライトで照らすと河口周辺のサーフの水は少しにごり気味。潮時は干潮1時間前。
波っ気もそこそこあって、何か釣れそうな雰囲気。浜には既に1人の先行者が。彼は河口からだいぶ離れたところで、底を取ってリフト&フォールしているようなので、フラットフィッシュ狙いの様子。
一応「おはようございます。河口の方で振らせてください」と声をかけて、河口の流れ出しを目指します。増水しているので、川から流れだした魚が河川内へ戻っていくのを、待ち構えている魚がいるかもしれませんからね。
目的地へ着くまでは、満潮時に波で打ち上がったゴミの溜まっているところを観察します。すると河口近くの浜辺で、薄明るい中、トンビがたくさん何かに集っています。近づくとその途中に9センチほどのサバ子が打ち上がっていました。またトンビの居た中心付近には、ゴミに混じって5〜7センチほどの稚アユも打ち上がっていました。こいつらがベイトの可能性あるなと。
そんなことしていると、いつの間にか河口の流れだしの先端に一人の釣り人が・・・どっから来たんや?!とびっくりしてしまいましたが、サバ子と稚アユが打ち上げられていたことから、自分の狙いとしては激流の流れだしより、流れだしのヨレにベイトが溜まっている可能性が高いと考え、その少し下手へ入りました。
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