黒田 響

スミスフィールドスタッフ

ブログ:クロヒビのFishing life!!



《 梅雨入り間近の河川シーバスゲーム 》


 今年は季節の進行が早いのか?4月の桜の開花に続き、まとまった雨模様が多い5月で梅雨入りと思わせるに十分な6月を迎えましたね。今回は5月中旬、河川のシーバスゲームに行ってきました!

 この時期から産卵を終えたシーバスや捕食の為に河川に登りだすと聞いた事があります。確かに梅雨入り前後からリバーシーバスをされる方も多い印象です。雨が降った時にはシーバスが口を使ってくれるんじゃないかと心躍ります(笑)


 まさに雨がまとまって降った直後に入ります。淡水から汽水に変わる堰の最上流から下流の橋脚や要所のみを打っていく形で下りながら釣っていきます。ハルカ125Fで堰の落ち込み、魚道や反転流など広くポイントを探りますが、反応がありません。しかし水面ではベイトやそれを追うボイルなど生命感溢れています。

 そこでシルエット、サイズ感を落として78mmのシンキングタイプのシーバットに変えました。水の色は濁っていたのでカラーはアカキンにしてみると変えた直後からバイト!サイズは可愛いものの変えて1投目でしたので嬉しい1匹。まだボイルは止まないので投げていくと立て続けにアタリがあります!しかしバラシや乗らないものも多く、30〜50cmが釣れました。しばらく釣っていくと反応が薄れ、スレてきた様子なのでポイントを移動することにしました。


可愛いサイズがお出迎え

ルアーを変えてヒット!


 下流に向かって歩きながらキャスト、リトリーブしていくと上流からの流れの強弱が目まぐるしく変動していくのが竿先に伝わります。足元には70cmはあろうかというサイズが2匹、確認できる距離をフラフラと泳いでいます。サイトでアプローチしますが流石に釣れません。

 その近くや見えない所から飛んでバイトしてくるイメージを持って早めにシーバットを巻いてくるとガツン!ここで食え!と念じた瞬間にひったくり、本当に食ってきたので焦りました(笑)今日の掛けた魚では重量感が良いので慎重にやり取りします。タモを入れようとした時にはフック1本で冷や冷やしましたが、サイズアップの65cmでコンディションもエサをしっかり食べているナイスファイターなスズキでした。
シーバットにヒットした65cm


 そして別の河川でも釣り仲間とそれぞれの近況や釣りトークをワイワイ楽しみながらポイントをランガンしていきます。バチ抜けもあるとの事で直線的に引けるダブルスイッシャーのAプロップを遠投して広く探ると沖でゴンッと明確なバイト!しかしびっくりしてフッキングできず。それからバイトはあるが小さいものばかりでハルカ125Fに変えます。より表層をゆっくり引いてくると食ってきました!しかしフックアウト…バラシ癖が付いたようです(笑)



 好調なヒットルアーのシーバットに持ち替えてタダ巻きでポイント移動の直後にヒット!プレッシャーのかかっていない場所で最初の1投に投じて前回の経験が生かせました。サイズはアベレージ40〜50cmの数釣りを楽しむことが出来て、お仲間も竿を曲げる光景が多かったです。まさにワイワイ楽しい釣行でした。

連続ヒットやダブルヒットもあり魚は高活性


 これから本格的な梅雨を迎え、大雨の後はランカーサイズのシーバスが飛び出す絶好のタイミングとなってきます。刻一刻と変動する状況でルアーローテーションがゲーム性高く、面白いシーバスゲーム。今回の釣行でハルカやAプロップは勿論ですが、最後の魚のいるかの確認や食わせのルアーとしてシーバットが大活躍でした。


● 使用タックル

ロッド ブローショット86
リール ストラディック3000
ライン PE1.2号
リーダー フロロ16ld
ルアー ハルカ125FAプロップシーバット



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