古谷 英一

スミスフィールドスタッフ



《 マズメ短時間のグルーパーゲーム 》


今年の夏は、なかなか忙しく思うように釣りには行けず。そんな中でも、近場で短時間でも遊んでくれるオオモンハタ。
夕マズメのみの短時間釣行ばかりだが、楽しく遊んでくれる。もちろん、サイズは文句は言えないが、場所によっては小さなオオモンハタでも捕れないポイントも。そんな場所に固執してしまう、ちょっとMな自分に呆れてしまう。
しかし、環境に恵まれた錦江湾。もちろん堤防でも岸壁でも、あちらこちらで狙えるのが嬉しい。時にはライトタックルで、時にはガチなタックルでも、楽しみ方は多い。


私が普段、短時間釣行するのは、自宅近所のテトラ帯であったり、堤防など。仕事終わりか、休日の空き時間かで、あちらこちら探って歩く。
何処でも釣れるオオモンハタだが、やはり小型が多いのはショア周りだから仕方のない事。そんな中でも、少しでも大きなサイズを・・・と、狂輪波をメインに引き倒す日々。
小型のオオモンハタの多くはエビを喰っている。それは口の中や吐き出した物を見れば明らか。根魚大将2.8inを使えば、バカスカ釣れそうだが、ガマン!
ライトタックルでヒヤヒヤしながら小型と戯れるのも悪くはないが、サイズを優先。短時間釣行なので、色々とやっている時間がないのが本当の所だが。



平均30分〜1時間程度の釣行。
それでも、楽しく遊んでくれる。もちろん、小型主体だが。それだけのポテンシャルを秘めている錦江湾。将来にも期待がもてる事は確か。







しかし、釣っては全てを持ち帰るという釣りをしていては、将来は危うい。ハタ類の成長は非常に遅い。産卵へ参加する個体が減れば、自ずと数も減少へ。
これだけは避けなければならない。そのためにも、出来る限りのリリースを心掛ける必要がある。
美味しい魚は、小さくても持ち帰られる可能性が高い。大きいサイズだからて、全て持ち帰ってもダメだ。少しでも多くの魚を優しく海へ帰して頂きたいと切に願う。


【使用タックル】

ルアー・・・オーシャンパフォーマー狂輪波



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