台風がうまく逸れてくれた為、無事に飛行機は飛んでくれた。思えば釣行を決めたのも3週間前でパスポートの有効期限が切れていたし、現地でレンタカーを借りて釣りをしたかったので国際免許証も取得せねばならなかったため、すべてがドタバタの始まりでした。
韓国に旅行すること自体初めてのことで、事前情報もインターネットの情報のみ。釣り関係の情報として、日本のように内水面に漁協が存在せず、釣り禁止場所や立ち入り禁止場所はあるものの、禁漁期間が無いこと。韓国の北東部、江原道の渓流には2種類のトラウトが生息しており、分水嶺を岐点として、ソウルなどのある西海岸側にはレノック(コクチマス)、東海岸(韓国では東海と呼ばれている日本海側)の河川にはサンチョノと呼ばれるヤマメが生息している。今回、願わくば分水嶺を探し出し、両方の鱒を釣ってみたいというのが狙いだ。
ハングルは全くわからないので(釣り禁止)、(立ち入り禁止)という文字だけ記憶しておいた。2018年には冬季オリンピックが開催されるような寒い地域のため、日本より季節の進行は早く、産卵期は終わりアフターになっていることが予想される。
|