池谷 成就

ルアーでのキャスティング、レイクトローリングを中心としたビッグトラウト狙いのエキスパート。 「かわせみ倶楽部」主宰。


《 夏の管釣り・ハーブの里 》


 ゴールデンウィークも終わり、やっと暖かくなってきたと思ったら、この日は気温31℃と寒さから一転熱中症になりそうな、熱く鋭い日差しを受けながらの管釣り。天気予報の暑くなるとの予報に信州安曇野への避難。

 いつものようにお昼頃からの、のんびりお気楽な釣りもここまで暑いと釣れないかもと一抹の不安も残る。


 とりあえず新鮮な水の流れ込むインレットを中心にキャストする。すると着水と同時にニジマスがヒット。同時に同行者はミノーでブラウントラウトをヒットさせている。最初の一尾はゴールデンウィーク明けという悪条件も暑さも吹き飛ばしてくれた。



 しかし数尾釣ったところで中弛みしたところで、信州サーモンの刺身と塩焼きに舌鼓をうたせてもらう。旨い。サーモンよりも赤い信州サーモンの身は、あくまでも個人的な主観だけれど今まで食べたニジマスの類のなかでは最もおいしいのではと思えるほど旨かった。

 刺身、塩焼きともに淡水魚独特な臭みはほとんど無いし、しっかりとした食感に柔らか過ぎる感覚も無い。適度にのった旨みとなる脂もしつこくはなく非常に上品だ。ただひとつだけ失敗だと感じたのは、道中、山葵(わさび)を買ってこなかったことだ。次回は卸し金と生ワサビを買ってから来よう。


 急激に上がった表層の水温を嫌っていたトラウト達も午後になると面白いようにトップウォーターでのサイトフィッシングが炸裂。特にブラウントラウトが次々とヒットしてくる。

 極小スプリットリングテイル2個付けシングルフックの「美蝉(ビセン)のほっとけメソッド、極小スプリットリングテイル2個付けシングルフックの「カメヌシ爆」の時折ジャーク。さらにDDパニッシュとジェイドMDの高速ボトムノッキングリトリーブでは足元まで追っかけてきてヒットの連続を堪能させてもらった。



 さすがに湧水豊富な安曇野のハーブの里フィッシングエリア。次は真夏に行ってみよ。


【ハーブの里フィッシングエリア】 http://www13.plala.or.jp/herb-fa/


● 使用タックル

ロッド インターボロンX TRBX-C64改(マイクロガイド仕様)
リール アルファス103L改(Avail、IOSチューン)
ライン ファメル ブレストフロロ3lb
ルアー カメヌシ爆、美蝉、DDパニッシュ65F、ジェイドMD



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