サラリーマンアングラー釣行記

その509 

秋田県雄勝川

荒井 秀文

2014.5.26



今回は、雄勝川の釣行です。 当然、源流部で流れも細くなって、ブッシュが多くなっている状況でのチャレンジでした。

 

車を止めて、タックルをセットして、すぐに入渓すると、いきなり魚が走りました。 ロッド・TLB−45DT/3にDコンを結んでスタートです。



薄暗いポイントで、アップキャストをして、トゥイッチング・・・・????もう一度キャストをして、・・・・??反応がありません。 魚が走ったわりには反応がなく、次のポイントに行きました。



緩やかな流れというか、溜まりのポイントでした。すると、ライズが・・・・ しゃがんでTLB−45DT/3を振りました。

 

上流に着水すると波紋が広がりちょっぴり神秘的・・・・そんな情緒的な釣ではないのは分かっていますが、わずかな瞬間に気持ちが安らぎました。そして、トゥイッチをしてリトリーブをすると、ファーストヒットです。

 

小さいながら綺麗なヤマメでした。 かなり上流部なのにヤマメがいるのに驚きました。



そして、次のポイントでは岩魚がヒット。混棲する地域と判断して、攻め方を考えました。 やはり、速い流れの中ではヤマメを狙い、緩やかな流れでは岩魚を狙うようにしました。



次のポイントは、底石も点在し緩やかな流れでした。アップキャストをして、ロッドを立ててのトゥイッチ・・・すると、簡単にヒットです。綺麗な岩魚でした。

 

その後もポイントでは岩魚を連続ヒットしました。ヤマメは?と思いながら続けると、ようやくヤマメをヒット!小さくても体高のあるナイスボディのヤマメでした。



随分釣れたので終ろうとすると、堰堤が見えてきましたので、とりあえず堰堤まで釣をすることにして、目の前の倒木のあるポイントにキャストをしました。

 

リトリーブを始めるとゴッ!強いアタリが・・・・そして上流に走ります。 何が起きた?と思ったら下流へ・・・・倒木の枝が水の中に多くあり、その中に入ろうと必死でいます。よく見るとかなりの大物でした。

 

枝に絡まればラインブレイクになるのは当たり前・・・強引にリールを巻き、ロッド操作で潜られないようにして、ようやくネットイン。 やや痩せていますが、尺上の38センチの岩魚でした。



こんな細い場所でも育つ生命力に驚きながらリリースし、堰堤まで釣を楽しみました。 堰堤までの間でも数匹の岩魚とヤマメをヒットし、堰堤でも岩魚をヒットしたところで終了としました。





TLB−45DT/3 D-twitcher45は、思い通りにルアーを操る「瞬動」、ラインがブランクに近いため感度がある「瞬感」、極小のガイドを使った「極軽」、安定して飛距離を出せる「満飛」のロッドですが、まさしくそれを味わった釣行でした。



使用タックル

ロッド TLB−45DT/3 D-twitcher45
リール A社
ライン 5.0Lb
ルアー DコンタクトDコンタクトUなど



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