櫻井 あゆみ

無印良品嬬恋キャンプ場スタッフ。
トラウトフィッシングを始め、アウトドア全般を嗜好。


《 だって、だって、だって。 》


 こんにちは、アウトドアマン櫻井です。

 

 ある夕方早く帰っていいよ〜と言われて帰宅。そんな時、私には二つの選択肢があります。それは、スーパーに行くか目の前の川で釣りをするかです。

 

 田舎のスーパーが閉まる時間は早く19時、それは釣り人にとって大切な夕まずめの時間。 ん〜今日行かないと食材ないし…、でも、こんな暖かい天気釣れそうだし…。

 

 ん〜ちょっと川覗いて決めようっかな〜なんて、家の近くの川を覗いたら最後。うん、ちょっとだけなら良いんじゃないかな?うん、スーパーも間に合うかも。と自分に言い聞かせてしまうのです。


 

いつでも釣りが出来るように車に積み込んであるインターボロン(IBXX-56MT)をいそいそと取り出して、長靴を履いて、小さなルアーケースをポケットに入れて、さぁ出発!

 

 と言っても歩いて3分で釣り場に到着。何と言っても家の目の前が吾妻川本流なのです。



 

 早めの流れ、緩やかな流れ、浅瀬と色々な姿を見せてくれる渓流ですが、今回はピンポイントでよくライズのある緩やかな流れのたまり場を狙うことに。

 

 バックアンドフォース4gをダウンクロスでキャストして、1秒に1回転ぐらいで引いてくるとビリビリビリッと手元に伝わるルアーをひったくる感触、しっかり合わせて寄せてきてみると、姿を現したのは銀色とパーマークが美しい20p弱のヤマメ。



 

 実は去年の大雨で崖が崩れ、渓流に工事車両が入ったりして、渓相が大幅に変わっていたので、魚たちはまだ居ついているか心配していたのですが、その人の心配をよそに、ほんの5歩移動して、ダウンクロスで引いてくるとまたヒット。そして、また5歩またヒット。

 

 流れがほぼ無い深場で引いてくると、足元の岩場でヤマメが遊んでくれました。この辺りではあまり姿を見なかったんですけどね、少し増えてきたのでしょうか。あまりにも魚たちが遊んでくれるので、あともうちょっと、あともうちょっと。とやっているうちに段々と薄暗く・・・。



 

 あーっ!!スーパー!と思いだしたころにはもう遅く、悠々と19時は過ぎていました。またやっちゃった。いや、まぁ、でも、この時期は仕方がないですよね。だって、釣れちゃうんですもの。

 

 何で釣りに出かけるのかって?だって、そこに川があるから・・・。 と言うことで、今回もやはりダウンクロスキャストが有効でした。今年は冬の雪の影響か、まだ少し早い流れの中には魚が入っていないように見受けられますね。まだまだ渓流はこれからですね。



 さて、次はどこに釣りに出かけましょうか。


■釣り場

吾妻川本流


■使用タックル

ロッド インターボロンIBXX-56MT
リール DAIWA クレスト2000
ライン YAMATOYO ファメルトラウト3lb
ルアー バックアンドフォース4g



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