サラリーマンアングラー釣行記

その558 

栃木県苦戸川

荒井 秀文

2015.4.28



山岳の上流部は雪代で増水していたために、山岳の入り口付近の小河川を狙うことにして、苦戸川に行ってきました。

別荘や放牧地の間を流れる小河川には、夏日になるこの日の予想では厳しいところです。 しかし、新緑の季節を迎え、渓流釣りも盛んになり入渓出来る河川が少なく、ダメもとで選びました。

あちこちと川を回った為に、入渓するころには20度を越し、ちょっと動くと汗ばむ陽気でした。



ロッドはIBXX-50MTで、ヤマメの河川と聞いていましたのでDコンよりも、スローにリトリーブできるAR-Sを選びました。

川に着きタックルをセットしていると、ライズを発見。よく見ると、小さなヤマメのライズでした。すぐにセットをしてキャストしましたがダメでした。
次のポイントへキャストをしてリトリーブをすると、すぐにコッと小さなあたりがあり、水中でキラリと光る魚体に安心してネットを使わずにハンドランディング・・・と思ったらバレてしまいました(笑)

一度あることは二度と・・・という事で、次のポイントでもフッキングして足元まで来てバレてしまいました(涙)


気分はブルーのままでしたが、気温は入渓時より更な熱くなっているのを感じていました。 陽射しも強くなり、魚影は確認で来ましたがヒットがないまま、しばらく釣り上がりました。

開けた場所から森林の中に入ったポイントでようやくヒットです。 失敗を続けているだけに慎重な取り込みでした。しかも、初ヒットは岩魚でした。ヤマメの河川と聞いていただけにビックリでした。



すると、次のポイントでは情報通りのヤマメのヒットでした。



強い陽射しを遮るように木々が多くなってくると、ほとんどのポイントで反応が良くなりました。そして、数匹のヤマメをヒットすることが出来ました。

中には、AR-Sの着水と同時にヒットするヤマメも出てき、活性の高さを感じました。



数匹を釣るとゆとり・余裕が出るものです。着水してリトリーブ・トレースラインを脳裏に浮かべながらポイントを攻めると、思い通りのヒットがありました。 思い描いた通りにヒットすると、喜びも倍に感じるものです。

気持良くキャストをして、トレースラインをリトリーブするとヤマメのヒットが続きました。





暑さもピークとなり、お腹も空いて来たので終了としましたが、ヤマメに効果的なAR-Sは健在でした。


使用タックル

ロッド IBXX-50MT
リール A社
ライン 3.0Lb
ルアー  AR-S



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