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池谷 成就
ルアーでのキャスティング、レイクトローリングを中心としたビッグトラウト狙いのエキスパート。
「かわせみ倶楽部」主宰。
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寒く雪の多かった群馬県嬬恋村の長い冬も標高1,400mを越すバラギ高原の五分咲き山桜に誘われ、解禁3日目のバラギ湖に釣行してみた。
スミス開発室S君開発中のバック&フォースリッパーをいじくり倒し、とにかくいろいろな事を試し、より良いセッティングを探す。
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プロトモデルと呼ばれる発売前の仮組みされたルアーをさらにアワビシートでデコレーションしたものを持ち込んでみた。ちなみにロッドはインターボロンベイトモデルのC-83、リールはアンバサダー3601LJ IVCBに、PEラインがあまり好きではないのでフロロ7lb。
ルアーはバック&フォースリッパー16gと13gそれぞれフロントフック仕様とテールフック仕様を用意。フックも大物を想定し“スミス シェアーフック ヘビーデューティータテアイ 7B”を使用した。
通常のバラギ湖の釣りとしてはちょっとオーバーパワーのタックルということになってしまったのも中禅寺湖や、アメマス、サクラマス狙いを想定してのことだった。
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またこのバラギ湖ではバーブレスフックがレギュレーションになっているのでバーブをヤットコで潰した。バック&フォースリッパーはすでに九頭竜川で良い結果が出ている。釣れることはすでに証明されているので夕方の2時間気軽にキャストを繰り返せる。
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入ってすぐの釣券販売事務所前の桟橋でルアーウエイトに対するリールのブレーキ調整を慎重におこなう。ファーストキャストでいきなり16gのリッパーフロントフックモデルをひったくるようなアタリも油断してのせられず。
その後はボトムバンピング、リフト&フォールを繰り返す。時折アタリはあるもののフッキングには至らず、解禁3日目の悪条件を恨む。流れ込み方面の桟橋にポイントを移動。
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ファーストキャストは遠投して一度底を取り遅めのリーリングそしてまた底を取る。これを繰り返しながらリーリングする。何度目かの底を取りルアーがリトリーブをはじめる時に強烈な、まさにひったくり、ごねるようなファイト数分、やはりブラウントラウトだった。
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一度コツを掴みヒットパターンが判れば、野生を取り戻した越年ブラウントラウトが面白いように遊んでくれた。
正味一時間ちょっと、ヒレも回復した54cmまでのブラウントラウト7尾が遊んでくれた。
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オーバーパワーだと思っていたタックル、テールにフックをセットしたバック&フォースリッパー13gのリーリング&フォールでのヒットだった。
発売前のルアーなのだからこの段階で釣れなかったら問題になってしまう。しかし出来すぎかバック&フォースリッパー、ご立派!
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ロッド
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インターボロンX TRBX C-83
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リール
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モラム ZX3601LJ IVCB Availチューン
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ライン
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フロロブラスト7lb
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ルアー
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バック&フォース16g・13g
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フック
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シェアーフック ヘビーデューティータテアイ 7B
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