櫻井 あゆみ

トラウトフィッシングを始め、アウトドア全般を嗜好。


《 一度で二度おいしかったはずin 野反湖 》


 こんにちはアウトドアマンの桜井です。

 今回はスキーと釣り竿を両手に抱え、野反湖に来ています。なぜスキーを片手に持っているかと言うと、標高1513mの野反湖周辺に残っている天然のスキー場を狙っているのです。釣りをほどほどに楽しんで、残雪スキーもシャーッと滑ってやろうとゆー魂胆なのです。

 が!世の中そんなに甘くないんだよと突き放された今回の釣行です。


 さて、この野反湖にやってきたのは理由があります。スキーもさることながら、前回良い思いをしたからなのです。(前回の釣行はこちら

 そう、初野反湖で、ブルーバックレインボーと言う綺麗なトラウトの姿に一目で魅了されてしまいました。それから一年、そのブルーバックをもう一度見てみたい想いからほぼ同じ時期に訪れたのですが、なんだか少し様子が違います。

 明らかに去年より雪の量が少なくて、暖かい。むむむ、これはスキーが出来る箇所は一カ所ぐらいかな、と想いながら湖に近づくと。むむむむ、水の量が多い!

 どうやら雪代が流れ込んでいたようで、去年釣った場所は水の下に沈んでしまっています。


 そして、流れ込みに近い浅瀬のたまりには40cm〜70cm弱の大物が姿を見せる異変!浅瀬でそんな大物を見たことがないので、わくわくしながらヘブン7gをキャスト!目の前をゆっくり引いてくると、少し後を追ってきますが、スルー。3度同じことを繰り返して、4度目にはルアーの着水音で散ってしまう始末です。

 魚影がなくなったので、今度は流れのある所を狙おうと、ルアーをバック&フォース5gにチェンジ。ダウンクロスでロッドを立てながら引いてくるとピリピリとアタリが手元に伝わってきます。姿を見たら、15cmの放流したてのレインボー。あれ?可愛いのが釣れた!こんな小さいのに5gに反応するなんて欲張り!大きくなってブルーになって帰っておいで〜なんて、優しく声をかけてリリース。

 『いや〜、この調子なら簡単に釣れそうだし、スキーも出来そう〜。』なんて気楽に考えていたら、まぁ、そこから何も釣れないこと!


 ルアーを取っ替え引っ替え、場所もうろちょろ、リフト&フォールを繰り返したりと、色々しますが時間が過ぎるばかり。よし!最後に去年釣れた場所近くに行こう!と移動。ルアーもあまり人が使わなさそうな地味な色(ヘブンGPB)にチェンジ。

 最初はアタリがなく、やっぱりここでも駄目なのかなぁ。と思い始めたその時!中層を引いていたルアーにアタリが!ついにブルーが!?と手元に寄せると30cmのレインボートラウト。でも、ヒレの綺麗な一匹で満足のいく結果となりました。



 気がつくと太陽も沈みかけて肌寒くてスキーは諦めざるを得なくなりました。次は午前中から出かけなきゃですかね〜。折角だったら両方楽しみたいですもんね。


■釣り場

 野反湖 日釣券:1000円


■使用タックル

ロッド IBXX-72MT
リール DAIWA クレスト2000
ライン YAMATOYO ファメルトラウト5lb
ルアー バックアンドフォース5gヘブン7gピュア7g



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