サラリーマンアングラー釣行記

その604 

栃木県天沼川

荒井 秀文

2016.3.22



今回は、小河川の天沼川に行ってみました。

暑さ寒さも彼岸まで・・・・気温も15度。水ぬるむとはよく言ったものです。 ヤマメの活性が上がる時期ですので、D−コンセプト48MDを試したく里山の小渓流に行きました。ロッドは、扱い慣れたIBXX-50MTです。

午後から出かけたのですが、平日ですので釣人はいません。


すぐにタックルをセットして入渓しました。 入渓地点からヤマメが走るのが分かり、勝手に期待が持てると思ってスタートです。 しかし、まったく反応がなく1時間が過ぎました。

そして、堰堤をいくつか高巻き、上流の小さなポイントで、ようやくヒットでした。 年越しの為か、痩せたヤマメでしたがサイズはまずまずでした。 この河川では良いサイズで、ファーストヒットにしてはベストなヤマメでした。



しかし、後が続きません。

しばらく撃沈モードが続きましたが、堰堤下のポイントでヒットです。 パーマークが綺麗なレギュラーサイズのヤマメでした。



さらに上流に向かいました。すると、シャローなポイントから連続のヒットです。

透き通った流れですので、D−コンセプトの動きが手に取るように分かりました。 ドリフトの後のターンオーバーからトゥイッチをかけた瞬間のヒットが続きました。

そして、上流部に来てからヒットが続くようになりました。小さいながらヤマメが続きました。







D−コンセプトを使った感じですが、小さなポイントへ思うようにキャストが出来てバランスが良く、正確なキャストの気持ち良さを感じます。 小渓流は、ほとんどのポイントが小さく、ピンスポットにルアーを入れないと釣果になりませんので、考えたミノーと思いました。

それに、ルアーの交換をせずにシャローなポイントも攻めることが出来て便利です。 活性が高い渓魚は、瀬尻などに着く場合が多く、なかなかネガカリを恐れて狙えないものですが、D−コンセプトは簡単に狙えます。 また、カラーが渓魚を刺激するだけでなく、釣人にも良く見えてトレースラインを確認しながらヒットへ結び付けられます。

単なるシンキングミノーと異なり、文字通りのMD・ミディアム・ディープの良さを感じるミノーで、山岳渓流の盛期に活躍するのは間違いないと思った釣行でした。


使用タックル

ロッド IBXX-50MT
リール A社
ライン 4.0Lb
ルアー  D-コンセプト48MD



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