後藤 芳久

オフショア(GT、ジギング)、フレッシュウォーター(湖、サクラマス、渓流)と何でも挑戦し続けるマルチプレイヤー。そのチャレンジフィールドは国内に留まらず海外遠征にも及ぶ。
医薬品配送ドライバー。


《 2016年、渓流釣り解禁しました! 》


先シーズンの冬の南会津ではとても雪が少なかったようで例年よりも早く渓流シーズンが開幕の模様。

現地のウェブカメラで川の様子を見るも水色も良く水量も良い感じ。通常ならば5月後半くらいから訪れる南会津の渓であるが、年券を購入がてら伊南川本流の様子を見てダメそうならば支流をやってこよう、そういう計画で自宅を出発する。


昼間に自宅を出発したので途中の大谷川や男鹿川の様子を見ることが出来たのだが昨年9月の大雨での大増水で河川敷の木々はなぎ倒され一か所に山積み状態。当然川の流れも大きく変わっている。おそらく伊南川も同じような状態は予測されるので比較的川の流れが変わりにくい岩盤のポイントから入る。

水量はやや増水、笹濁りの好条件だが雪代の名残か。水温は10℃と思ったよりも高めで十分に釣りになる水温である。

やや増水


当初はもっと低水温の低活性を予測していたのでルアーは最初から今年新発売のD-コンセプト48MDを試すつもりであったが思ったよりも水温が高いので我がパイロットルアーのD-コンパクトから。

比較的に流れの緩い岩盤のスリットを数か所攻めるが反応は無し。ならばもっと流速の遅いポイントを攻めてコツンと言う微妙なバイトが1回。しつこくやるもその後は無反応。そのまま瀬なども一通り攻めながらも異常なし、まあ瀬で反応が無いのは想定内。そのエリアの一番上流のポイント、大岩の巻き返しで昨年までは砂が堆積してポイントとは言えなかった場所が増水の影響かすっかりと砂が無くなりえぐられている。


Dコンパクトで1本
「ここで出なければ魚居ないな」ぼそっとつぶやきながら第1投で「コツン、グググッ」とヒットもすぐにバレてしまう。でも大場所なのでまだチャンスはあるだろう。

しばしポイントを休ませて次のキャストは慎重に・・・キャスト後ちょっと沈めてD−コンパクトを動かしすぎないように丁寧にアクション、「ゴンッ」とヒット。スリムながらのこの時期らしい20センチ弱のヤマメをキャッチ!小さくても今シーズン1匹目の魚、自然と笑みがこぼれてしまうような嬉しさだ。


1匹キャッチした所でルアーをD-コンセプト48MDに変更。同じポイントのやや深めのレンジを探りすぐにヒット。新製品ながらも安定のヒットはさすがDシリーズの遺伝子を受け継いでいるに他ならない。トゥルーチューンなどほとんど必要のない製品の完璧さ、カラーリングの美しさ、キャスト姿勢も良くビュッと飛んでいく。


Dコンセプト48MDで

サイズは小さめ


ここはD-コンセプト48MDに合わせて水深のあるポイントに移動してみる。 前日から降っている雨の影響プラス雪代の名残かだんだんと増水傾向にあるようなので上流部に移動してみる。

小さな堰堤の下にやや水深のあるプールがありここでD-コンセプト48MDに連発ヒットしてくるもショートバイトで掛りが浅いようですぐにバラしてしまう。1発はなんかデカかったような気もするがすぐに気分をチェンジ。ルアーカラーもチェンジして「ちょっと動かしすぎかな?」反省しながら次のバイトではうまく乗せることに成功。

20センチほどのヤマメだがこの時期のアベレージサイズ、水温8℃でも果敢にミノープラグにヒットしくれるのはとてもコンディションが良い証拠であろう。これからのシーズンに凄く期待が出来る。

上流部


堰堤の下で連続ヒット

20センチくらい



Dコンセプトのピンクでヒット
魚はガンガンの早い流れには付いていないようだがハイシーズンとさほど変わらない流れに定位しているようだ。イワナ混じりで午前中二桁に届くかどうかの釣果で今回は終了。


イワナもヒット

イワナ


たぶん、ゴールデンウィークにはもう普通に釣りが出来るくらいの川のコンディションではないだろうか。例年ならば雪代の増水で釣りにならない状態なのだが・・・

今年のシーズンは早めに推移しそうである。早くから大物もヒットしそうな予感。 準備を万全にせねば!


● 使用タックル

ロッド TLB-63DT
リール ステラAR2500
ライン PE0.6号+リーダーフロロ1.5号
ルアー D-コンパクトD-コンセプト48MD



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