櫻井 あゆみ

トラウトフィッシングを始め、アウトドア全般を嗜好。


《 極寒渓流修行3日間 vol2 》


おはようございます。アウトドア人間の櫻井です。
長野県2日目は浅間山の南側、中軽井沢で目覚めました。宿を中軽井沢に決めたのには理由があります。近くに湯川が流れているからです。この日も友達との約束で釣り時間は早朝のみ!朝からウェーダーを車から引っ張り出すと、バリバリバリッと氷のはがれる音。いや〜冷えてます。

実は群馬県嬬恋村に住んでいた時から釣ってみたかった場所があります。今はショッピングモールになっている横の流れです。昼間に行くと人がいっぱいで、恥ずかしくてとてもとても釣りなんて出来ません。早朝の今こそチャンス!とモール横の沢から入ります。


あまり広い渓流ではないので、タマリを見つけては軽く投げ、見つけては投げと、釣り下がっていきます。ところが、全くと言っていいほど音沙汰がありません。うーん、魚居ると思ったんだけどなぁ、そんな簡単にはいかないようです。デッキに写った陰が寂しそう!

そこから湯川キャンプ場に向かってさらに釣り下がります。ガサガサと藪をかき分けて歩いていると手前に小さなタマリ。キャストが出来そうにないので、D-コンタクトを流し込み泳がせているとブルブルッとアタリが。しかし、かからず。しつこく流し込みますが、その後アタリはなく、そのまま終了時間を迎えてしまいました。朝食も食べずに釣りに集中していたので、お腹はペコペコ。体は冷え冷え。

友達を連れて近くのパン屋さんで朝食をとります。美味しいパンと温かいコーヒーで釣れなかった心を癒してもらい、2日目の釣りは終了です!


3日目、本当は2日間で釣りは終了する予定だったのですが、前日の湯川で釣れなかった悔しさから泣きのもう一日追加!!でも、この日も予定があったで、早朝のみの勝負です!!場所は千曲川水路、レインボートラウトを狙います。標高の低いところにやってきたためか、周りに雪はなく、手がシバレルこともありません。それでも水に手を浸けると震える冷たさ。釣れるかなぁ、と不安な心を振り払いながらいざ!


地元の方から仕入れた情報を元に釣り場に向かうと釣れそうな雰囲気が漂う堤防に到着。はしごを下りて流れの真ん中に位置取りし、D-コンタクトを堤防ぎりぎりにアップストリームキャスト。落ち込みの流れから素早くルアーを巻き出した後にゆっくりと巻き寄せます。すると一投目からガガガンっとアタックがあり、寄せてみると24cmのレインボートラウトの姿。その後同じように誘いをかけてやると数匹、反応を示してくれました。

バック&フォースにルアーチェンジし、今度は落ち込みの手前にキャスト。ロッドを少し持ち上げてはフォール、持ち上げてはフォールを繰り返していると、フォールの時にググッっとひったくっていきます。数匹釣り上げてタイムアップ!サイズは小さいながらも、数がたまっていて、気持ちよく遊んでもらえました。




これにて3日間の極寒渓流修行は終了です。ウェーダーに穴が開いていて濡れたり、足下の枝に引っかかって転んだり、手がむくんだり、と色々ありましたが魚の顔も見られ、満足の釣行となりました。

でも、やっぱりちょっと小春日和の心地よい日に行きたいなぁとも思うのです、きっと魚もご機嫌で出てきてくれそうな。いや、そんな甘くないですかね・・・。


■釣り場

長野県 湯川&千曲川 日釣券(佐久漁協):1,300円


■使用タックル

ロッド IBXX-56MT
リール DAIWA クレスト2000
ライン YAMATOYO ファメルトラウト3lb
ルアー D-コンタクトバック&フォース4gジェイドMD



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