■ 私の解禁
2017年のシーズンインは、2月末。下流部のゆったりとした瀬で一日釣りをしたが、魚の姿を見ることはできなかった。全く反応が無かったわけではなかった。瀬の落ち込みと僅かな地形変化にできた弛みに、サラナMD110Sを送り込むと僅かなあたりがあった。一瞬首を振るような感触の後にフックオフ。昨年からスプーンと大型のミノーの可能性を探っており、この日唯一の反応があったのはトリプルフックを3本備えたヒラメ用に開発されたシンキングのミディアムディープ。流れに同調させながらドリフトさせ、中層に送り込んだ際にバイトしたようだ。ポイントや時期、流れの状況を考えるとサクラマスではないかと考えている。今年は開幕とともに50cmに満たない小型のサクラマスが報告されており、この魚が口を使ったのではないだろうか?
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