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櫻井 あゆみ
トラウトフィッシングを始め、アウトドア全般を嗜好。
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こんにちは、アウトドア人間の櫻井です。9月に入ってちょっと一息。
よーし、夏休みだ!!釣りだ!信州だ!台風だ!え?台風??釣り旅なのに!?
旅一週間前から天気予報とにらめっこ。むむ、台風かぶるかも。いや、遅くなった。いや、早くなってる。むむ、いや、でもこの日は大丈夫そうだな。
と迎えた旅の初日。長野県茅野市の蓼科高原にやってきました。
標高1200mにあるこの場所はやはり、涼しく過ごしやすいと同時にあっちこっちに小さな渓流があり、釣り心を誘われるフィールドです。
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まずは日釣り券を買いに行くと、漁協管轄図に気になる文字が!
『日本最北端在来原種縄文アマゴの里』と書いてあります。
いや!これは絶対に釣ってみたい!!イワナ釣るぞ〜と思っていたけど、ぜひアマゴ狙っちゃいましょう!!と意気込みますが、どこの川に居るのかはさっぱり。なので、とりあえず蓼科湖周辺の小渓流を探り始めますが、時間も真っ昼間のためか、ルアーに反応を示して姿を現しますが、プイッとそっぽを向いてしまいます。うーん、少し水深が浅いような・・・。と困っているところに助け船!釣り場に詳しい地元の知り合いがやってきてくれました。開口一番「何が釣りたいですか?」おーーー頼もしい!迷わず「アマゴで!」
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と連れてきてくれたのは川幅2mほどの小渓流で水深は40cmほどで流れは速め、底は平らな瀬なので隠れるところは限られています。木が覆い被さったり、草がたれていたりするところが狙い目です。D-コンタクトのピンクを木の陰にフリッピングで下流に送り込みメリハリのある短いジャークを入れて誘うと、D-コンの側面のシルバーがギラッと光った瞬間、さらに大きなシルバーが脇から出てきてルアーを横切ってかっさらいます。きたっ!きた!きた!アマゴです!
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釣り始めてすぐ、しかも水際まで高さのある所でネットイン。あっ、どうしよう、この水深じゃ長靴に水が入る!?いや、でも魚が弱る!迷っている時間はありません。えーい、と流れに飛び込むと長靴はぎりぎりセーフ。流れもあって余裕もないので友達に写真撮って!撮って!とおねだり!24cmほどの体高のあるアマゴが釣れました。
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狙っていたアマゴが釣れてご機嫌になって、どんどん下流に釣り下りながらポイントを探っていきます。カーブして緩くなった所や草が垂れたところで飛び出して来ますがバレてばかり・・・。
ちなみにアマゴやイワナを誘い出すときは早い派手な平打ちをすると反応が良い気がします。小魚がキラキラしているように見えてスイッチが入るのでしょうか?ヤマメと比べるとパッキとした強めのトゥイッチやジャークが好みのようです。
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そして、そんなスイッチ+食い気が入ったのか、日が傾き始めた夕方に草が両方向から垂れている緩やかな流れの場所で、またしてもガツンとルアーがひったくられます。手応えから先ほどのアマゴより大きいのは確実!暴れる相手に慎重にやりとりしながら無事にランディングする事が出来ました。がっつり食いついたため、しっかりフッキングしていました。これならバレないな。サビの入った30cmほどの立派なアマゴが釣れました。う、嬉しい!
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と暗くなる一歩手前で釣り上げたこの一匹でこの日は終了!あーー、楽しかったぁ。あ、そういえば、この子たちは縄文アマゴだったのかな・・・?うーん、結局分からなかったな・・・でも、せっかくなので縄文アマゴってことにしておきましょうかね?
ご機嫌なまま釣り旅1日目終了です!!2日目につづく。
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■釣り場
長野県茅野市蓼科高原 日釣券(諏訪東部漁業協同組合):1,000円
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