サラリーマンアングラー釣行記

その772 

山形県金目川


荒井 秀文


2019.6.20


今回は、山形県・金目川に行って来ました。
前日の雨が気になっていましたが、ダメもとで前から気になっていた川でしたので、出かけてみました。

そして、早朝の幻想的な雲谷に感動しながら支度をしました。
入渓にはまだまだは早い時間でしたが、高ぶる気持ちを抑えながら、下り坂を30分ほど歩き入渓しました。

ロッドは、新しく出た「トラウティンスピン イル・フロッソ」で、今回初めて使うTILF-53です。

ルアーは、岩魚にめっぽう強いボトムノックスイマーを使いました。


スタートして、穏やかな渓層から岩魚のファーストヒットがあり、続いてのポイントでもヒットが続きました。
しかし、思ったほどのサイズでなく上流を目指しました。




すると、渓層が一転し、岩肌に残雪が見え、ゴルジュ? ゴーロ? といえる渓層に弱気の自分と先に進みたい自分という意志の葛藤が・・・・
そして、冷たい流れに浸かりながら、慎重にチャレンジをしました。



そんな中でも、狭いポイントへの正確なキャストが出来るTILF-53で、数匹の岩魚をヒットし、さらに上流に行くと、荒々しい渓層が嘘のように、穏やかな風景に変わりました。



休憩をしながら水温を測ると、8度でしたが、強い陽が射してきて気温の上がるのを感じました。


渓層が変わって、アプローチに注意してのロングキャストを続けました。
そして、ヒットしてからの寄せに、TILF-53の十分なバットのパワーを感じながら楽しい時間でした。




ボトムノックスイマーというと、ボトム狙いというイメージですが、スイングアクションでの泳ぎをして、誘発からヒットする優れものです。
そんなボトムノックスイマーで攻め続けると、点在する石のポイントでしたが、水深がなく、石周りだけが妙に気になりました。

ルアーを石の上流に着水させて、トゥイッチによるスイングアクションをさせながら石周りをトレースすると、岩魚が追いかけて来て思い通りのヒットでした。

さらにボトムノックスイマーのカラーを換えながら、流れを攻めると、岩魚のヒットが続きました。




そして終了にしましたが、TILF-53とボトムノックスイマーの凄さを痛感しました。


使用タックル

ロッド TILF-53
リール D社
ライン 5.0Lb
ルアー ボトムノックスイマー



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