飛騨川は多くのダムにより流れが分断され、この放水は釣果に大きく影響を及ぼす。そのため渇水であっても放水のあるエリアは充分な流れが確保されるため、どこが放流されているのかを把握する必要がある。幸いこの日は益田川漁協管内の放水口からの放水があったので、この下流のエリアをピンポイントで撃っていく事にした。
最初のポイントは排水口のすぐ下流のエリア。排水口の上流は穏やかな流れだが、ここから下流は上流からの冷たい水がたっぷり排出され、水色ともにいい流れを形成していた。岩盤を切り裂くような流れは、充分な深みがあり、大型が潜んでいそうな雰囲気に満ちていた。今日はイルフロッソの感触を確認することが目的であった。そのため渓流釣りとは思えない8時からのスタート。流石にここでアユ師に出会うこともなく、釣り場周辺には私一人。早速イルフロッソTILF-67を手にポイントに降りていった。
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