サラリーマンアングラー釣行記(その994)
福島県T沢 2023.4.29

荒井 秀文

栃木県在住。ハイシーズンは渓流、オフシーズンにはエリアへと常にトラウトを追い続けるアングラー。サラリーマンにして驚異的な釣行頻度。

今回は、福島県でも豪雪地域のT沢に行って来ました。

豪雪地域だけに山々には残雪がありました。
そして、林道を阻む残雪もあって前途多難の入渓です。

しかし、最高気温は25℃を超す暑さで、山菜も大きくなって、山野草の綺麗な花も咲き乱れ、一気に春が進んでいました。

地元栃木の渓流より1か月違い様子に思えましたが、早々に釣り支度をして入渓を考えました。
ロッドは、4ピースで携帯にも便利なTRMK-564ULを使いました。
ルアーは、信頼のあるD-コンパクトです。

残雪はあるものの渇水状況の小河川でしたので、簡単には攻略できませんでした。
どんな小さなポイントでも、水深の無いポイントでも飛び出すことがないD-コンパクトなので、攻め続けました。
そして、ようやくファーストヒットすることが出来ました。
サイズこそ小さい岩魚ですが、天然ものらしい引きで楽しむことが出来ました。

次のポイントでは、サイズアップした岩魚に、撃沈モードだった時間を忘れ、攻め続けました。
すると、岩魚のヒットがあるようになりました。

やっぱりD-コンパクトだな~・・・と、思いながら続けました。
渇水状況でしたので、ポイントが少なく、浅いポイントでも丁寧に攻めるようにすると、元気な岩魚のヒットが続きました。
TRMK-564ULによるロッドワークが、D-コンパクトのアクションを上手く作り出して、岩魚がたまらずにルアーを追ってきます。
渇水の流れがルアーの動きを確認することが出来ました。
サイトフィッシング的な釣りは、より楽しいものでした。

上流に行くにしたがい、さらに流れが細くなり終了にしました。
夏のような日差しと、雪の反射が熱く、春と言うよりも初夏の釣りの楽しさでした。

Rodトラウティンスピン マルチュースTRMK-564UL
ReelD社
LinePE+3.0Lb
LureD-コンパクト