このルアー、リップが付いているのでぱっと見はクランクベイトに見えますが、実はロッドアクションを中心に誘っていく“トップウォータープラグ”です。メリハリのある「キビキビトリッキーアクション」を 演出します。
日当たりや風の変化など少しでも表層がざわつき始める気配があれば、それは絶好の投入チャンス。表層に魚が浮いている時はもちろん、「水生昆虫のハッチ」「水面に葉っぱや花びらが落ちる時」「ペレットを強く 意識している時」「朝夕のマズメ時」等もトップウォーターで気軽に釣りやすいタイミングです。

✔ より沖にいる魚を効率良く狙いたい時
✔ 水面に向けて魚の活性を引き上げたい時
✔ 深場からでもスムーズに誘い出したい時
✔ 風が強く水面が波立っている時、喰わせるきっかけを持たせたい時
✔ 水温や光量、風などの環境が整いきらない状況下でも、やる気のある個体を何とか引っ張り出したい時

パペット・モアには、エリアトラウト用プラグでは珍しい「重心移動システム」を採用しています。

✔ 飛距離アップ 　　　 → 狙える魚の絶対数が増える
✔ 飛行姿勢の安定化　　→ 着水直後の誘いが安定
✔ アピール力アップ　　　 → ウエイトボールによる独特なノックサウンド発生

カタカナの“ノの字”に近いルーム構造にする事で、必ず着水直後に元の位置へウエイトボールが降りてくるようにしています。これは飛距離を大事にする中で、それ以上に動きの立ち上がりをもっと大事にした結果で す。強いウォブンロール中でもウエイトボールの位置は前方下部に留まり、エラーアクションを起こすことが無い。そして沖での着水直後という貴重な誘いのタイミングでも無駄なく誘えるようになります。

従来はルアーが大型化すればフック位置も大きく変わってくる（それぞれの間隔が離れてくる）もの。パペット・モアは、アクションだけでなく“フッキング”のタイミングでも、パペット・サーフェスに近い使用感 で使いこなせるのが特長です。リアのエイトカン（金具）を前方へずらし、フロントとリアそれぞれのフックの距離を縮める事で、よりフッキング時の手応えを感じやすくしています。

元々パペット・サーフェスは、アピールを弱くも、逆に必要な分だけ強くもしやすい設計にしており、「誘いの多彩性」が魅力です。ほんの僅かに潜らせ浮上の時間を与える事もできるので、それらの要素も合わせてい くとより戦略的な釣りが展開できます。
それに対してパペット・モアも同じコンセプトを継承。
例えばパペット・モアを使う中で、アピールが強すぎてバイトミスしてしまうのであればアピールを弱く誘ってみたり、逆にアピールが弱くて出きらないのであれば次のアクションを強くしてバイトに導いたり、など。
パペット・サーフェスと使い分ける事でより抜け目なく効果的にサポートしてくれ、魚のやる気に合わせてより戦略的な水面攻略が可能になります。

アクションの種類やそれらの強弱・リズムを使い分ける事で、トラウトの様々な活性状況へとアジャストさせやすくなります。また、一投の中でそれらの誘いを織り交ぜる事も効果的。