ハイシーズンへ向かうチニングゲーム

古谷 英一

鹿児島県在住。錦江湾を中心とした鹿児島県内のフィールドでショアからのソルトウォーターゲームを追求している

鹿児島は連日の夏日、早くも夏バテ状態。さらに一気に気温が上がったのと、昼夜の気温差の激しさとで、体が悲鳴をあげております。
こんな夏日が続くと恋しくなるのが、激しくチェイスして、水面を爆発させるトップチニングですね。毎年、ゴールデンウィークくらいから楽しんでるんですが、今年は雨が多くて・・・・。休みと天気の都合が全く合わずでした。
そんな5月末、久し振りの明るい時間帯での仕事終わり。と言っても、釣りを開始したのは6時40分を回った所。暗くなるまで30分ちょいの短時間ゲーム・・・・ではつまらないので、暗くなってからはボトムチニングと2本立て!
ダッシュで準備してキャスト開始です。


タックルは、ベイライナーAKBM BL-C812ML一本で、トップ&ボトムを探ります。軽量のプラグを扱ったり、ボトムチニングで使用するウエイトが最も扱いやすいスペック。それでいて、しっかりとパワーのあるバットを持っているので、不意の大物にも対応できます。
夕マズメの30分、広めのエリアを手早くランガンで水面を探ります。あまり天気が宜しくないのと、水面が逆光による乱反射が酷く、チヌペンFWの少し強い浮力が、ルアーの位置を把握するにはもってこいでした。
アクションは、私の中では定番のドッグウォーク&ポーズ!そして、ポーズの瞬間に水面炸裂!楽しい季節が開幕しましたね♪
暗くなるまでに何とか4バイト2キャッチ。開幕戦としては、まずまずとしておきましょう。

日が落ちてからはボトムチニングへスイッチ。フリーリグで広範囲を探ります。この日はド干潮からの満ち込みの釣りになるので、シンカーは7gをセット。食いが悪ければ5gへローテーションの予定。
セットするワームはオーシャンパフォーマー黒鯛大将。この日は雨の影響もなかったのでクリアな水質。よって派手めなカラーはお休みかな。
ボトムズル引き&ポーズで探っていきますが、こちらも手早く広範囲を探るためにデッドスローではなく、少し早めのリトリーブでテンポ良く釣っていきます。


そして、開始早々からバイト続発!ただ、明らかに小さな個体ばかりで、なかなかのらず。ボトムを探ると、小型が増えるのも難点ですね。
テナガエビがベイトになりだすと、大きめのワームでガンガン食ってきてくれるんですが、今は我慢の時期かな。
それでも、小型サイズのバイトを全て相手にはせずスルーし、30cm~40cmちょいまで数釣り成功♪簡単にツヌケ出来るのも、この釣りの楽しい所ですね。


これからますますチヌの活性は上がっていきます。トップチニングはもちろんですが、ボトムチニングも楽しんでみて下さい。
トップに出ないチヌや、出ない場所などもありますので、色々と試してみると、より楽しいゲームが近場で出来ますよ。
デイでもナイトでも、ボトムチニングはオールマイティーに楽しめますので、ぜひ挑戦下さい。
もちろん夏らしいトップチニングもお忘れなく!興奮の水面炸裂ゲームは、暑さも忘れる楽しいゲームですので!!

RodベイライナーAKBM BL-C812ML
LureチヌペンFWオーシャンパフォーマー黒鯛大将