2005
2005
2005
広告の製品は2代目のベイライナーメタルRFですが、初代のベイライナーRFというのがメバル専用ロッドの元祖だったと記憶しています。当時はまだ専用のロッドがない中、O社のエリアトラウトロッドを使うと圧倒的にメバルが掛かるということで、そのロッドに釣り勝てる専用ロッドを作って欲しい!という要望から生まれたロッドがベイライナーRFでした。
2006
軽量グリップと言う武器を手に入れた次は先重りにならないようにブランクを見直す事。敢てグラス素材に拘らず中弾性カーボンと最新のチタンフレームを採用してピンピンしないトップウォーターロッドを作ることでした。(玉越和夫)
2006
当時のメバルゲームはジグヘッドとワームの釣りが殆どの中、ライズするメバルをトップで釣ると言う斬新なメバル用トップウォータープラグを作成発売。メバル用ペンシルベイトを略して「メバペン」と命名しました。子イカのベイトをイメージしデフォルメ。浮き姿勢やミスバイトを軽減する事も考えた結果が2006年発売以来、メバルのプラッギングというゲームの引き金となり、今も尚多くのアングラーから絶対的な支持を受け愛されているメバルプラグです。(鈴木悟)
2007
クロダイ専用ロッド。ダンシングブリーム。その中でも柔と剛はボトム専用で、乗せと掛けの違いでアクションが異なり、ショートバイトで乗り切らないターゲットにスローで巻き続ける柔のアクションに抑え込むガッンと来る激しいバイトに間髪を入れずに合わせを効かせる剛のアクション。(鈴木悟)
2007
サクラ用ミノーとしての最高傑作チェリーブラッドMD90の実弟!サクラマスを取り巻く環境が年々厳しくなる中、雪代の減少、河川の渇水傾向、土砂の堆積による大型河川のフカミの減少に魚の小型化を考慮し、ダウンサイズの82。しかし、飛び動きキレはそのままでを継承したものです。(鈴木悟)
2008
これまでのチヌ釣りは、「トップで釣れる」デイゲームから、ナイトでのボトムノックでも成立する事が明確化されつつも、底質がカキ殻などのボトムでは根掛りを避ける事が大変困難な中、根掛り回避能力にズバ抜けた「ARリグ」の登場でどんな底質も攻略が可能となり、そのARリグの為に専用ワームの開発を谷中に依頼。そして生まれたのが穴ジャコをモチーフとした「アマジャコ」です。(鈴木悟)
2009
同サイズシーバスミノーで他社に絶対に負けない飛距離(当時は)を目指し、テーマとして実現。そして、遥か彼方まで飛べの思いで命名「ハルカ」です。ただ、「カ」をKAではつまらないので、意図的にCAとしました。余談になりますが、当時綾瀬はるかも大好きでした。(鈴木悟)
2009
オフセットのハンドルが欲しい!しかもなるべく軽くしたい。そんな思いで手掛けてから数年、一度は挫折しましたがマグネシュームと言う素材に出会い、マグネシューム協会に出向いて色々と情報を取得しGOすることに決めたのです。これによって現代のバス釣りでも通用する武器を手に入れました。(玉越和夫)
2010
2010年バスマンに人気のマグナムタイガー(1030)を復刻。古いモールドが無い為、新にモールドから作りなおしました。(残念ながらこのモールド、今はもうありません)バドワイザーシールのビックバドはライセンス契約をしたスミス(日本)だけの販売でした。(玉越和夫)
2011
20年前の渓流用ルアーロッドというのは5.5~6ftのウルトラライトアクションが標準とされてきました。それが今では4ft台後半~5ft台前半が主流となり、調子もだいぶ硬くなりました。その転機というのがヘビーシンキングミノーの台頭と考えています。昔は硬いトラウトロッドは「魚がバレる」ということで敬遠されていましたが、随分と時代が変わったものです。
2011
ビッグフィッシュハンターとして名を馳せる大久保幸三氏が留意している点の1つに、魚が元気なうちに水に戻す、というものがあります。当然ロッドには、魚が体力を使い切るまでの短時間でキャッチできる性能を求めています。70kgのGTを僅か13分でキャッチという驚異的な記録も、大久保氏にしてみれば必然的な結果だったかもしれません。
2011
多方向から毛が生えているボディーハックル・デザインはカクータスという製品が最初なのですが、アイデアとしては保有していたものの当時の成型技術的には不可能だろうと考えていました。ところが生産工場がこれをクリアしたのです。結果としてワームの表面でしっかりと水を掴んで明確な引き心地をもたらす製品が出来ました。(池島竜一)
2011
ヘドンでBudweiserのライセンス更新が途絶えていたのですが、日本ではバドラベルの要望が高い状況でした。ヒロ内藤さんの助言もあってスミスで日本国内でのBudweiserライセンスを取得して展開した製品です。当初は現行のBudweiserロゴに限るという条件だったものを何とか古いタイプのロゴの使用許可をいただいたのですが、想像以上に売れたことに先方も驚いたようで、Anheuser-Busch社の方から私達も知らない古い年代のロゴを提供いただき、第二弾にまで発展しました。(池島竜一)
2011
スミス40周年を記念して自分たちが長年思い続けていたリールを発売!以前販売していたフルーガーの卵型フォルムを継承した。(玉越和夫)1982年フルーガーがなくなり、スミスのベイトリールが欲しいと模索して、当時輸出向けリールを下請け製造しているメーカーにも話をしたことがありましたが、当時のスミスの規模では型代の金額で断念せざるを得ませんでした。それから30年以上思い続けた待望のベイトリールです。(鳥居祐二)
2011
羽鳥静夫さんが最も気に行っていたロッドを製品化したのがWSO。彼は常々「ルアーを泳がすのはロッドがそのほとんどを担う。」と言っていて彼自身がWSO(戦闘機の後部座席で攻撃を操る士官)と名付けました。このロッドは魚を捕る為のロッドではなくプラグの性能を充分に引き出して泳がす為のロッドと言明しています。(玉越和夫)キャスティングは技術でカバーできるが、プラッギングはカバーできない部分がある。キャスティングメイン設計のロッドではない、投げにくくなってもプラッギングメインのロッドを作ろうという羽鳥さんのコンセプトから開発されました。正直、確かに投げにくい(笑)(鳥居祐二)
2012
ナマズゲームの裾野を広くする目的もありロッドにはスピニングをラインナップ。ルアーは、カップ系、バド系、羽モノといった具合に、ナマズ専用ルアーの大枠が揃ったタイミング。「ナマズ釣り=夏の風物詩」的なイメージが、まだまだ強かった年だったと思われます。(谷中洋一)
2012
この広告のメインコピーは、往年のシュープリームキャストの広告コピーをそのまま用いたものです。もし気付いてくれる人がいたら嬉しいな、と思いながら広告制作を進めました。(池島竜一)
2012
JB所属の川又圭史プロの求めたワームをカタチにした製品です。この製品から、JB/NBCのエコタックル認定商品(Feco)でのラインナップを開始しました。(池島竜一)
2012
2013
チャンピオングリップに使われていたバットフェルール仕様のロッドをマグネシュームハンドルで使いたいという要望に応えてチャンピオンフェルールコネクターを発売。同時にホワイトのボンガイド仕様のロッドも限定発売。(玉越和夫)
2014
インナーハンドだけを取り上げた2014年の広告。手持ちのインナーハンドを古い順から並べて撮影しました。あなたはどの時代のインナーハンドをお持ちですか?(玉越和夫)
2015
パラシュートドライフライの特性をワームに応用し、表面張力を利用することで浮力を高めるというデザインの製品です。この製品のネーミングにはずっと苦心していたのですが、ある日突然に「モッサ」という名前が天から降りてきました。脚がモサモサした感じ、そして蛾(MOSS)をミックスさせたネーミングです。(池島竜一)
2016
マキモノ系に特化した「ハイブリッドグラス」を追加しV-Specのラインナップが充実。V-Specの発売以降、篠塚亮プロ、川又圭史プロの活躍により、JB・TOP50シリーズやJBマスターズといったカテゴリーにて「優勝」という栄冠を掴み取りました。(谷中洋一)
2017
大久保幸三氏がプロデュースしたプラグ。彼のコンセプトは世界に通用するルアー。各国で大物を仕留めている。(玉越和夫)
2017
世界を渡り歩き、日本にはいない巨大魚を釣る・・・多くの釣り人の夢であると思います。とはいえ現実問題として頻繁に海外遠征に行けるアングラーは限られているかもしれませんが、近年は国内でもビッグゲーム志向のアングラーが増えたと感じます。既成概念に捉われず大型魚を狙いたいというのであれば、KOZエクスペディションは選択肢に入れてもらいたいロッドです。特に海外のユーザーから熱烈な支持を受けているシリーズです。
2017
ストライククラブメンバーのリクエストにより開発が始まったトラベラー。テスト中に65㎝(5450g)のバスを釣ったことで私の記念ロッドとなったしワンピースにも負けない自信を得た。ジョイント部分を感じさせないベンディングカーブに拘りました。(玉越和夫)
2018
ストライクロッドの基本姿勢をストレートに表現してくれた。ルアーだけが浮き出るような写真も気に入っている。(玉越和夫)
2018
今でこそ大人気のスーパーライトジギングですが、その先駆者である中村氏の苦労があってこそ。何せ、イサキをジグで釣ろうなんて一昔前は誰も考えなかったのではないでしょうか。ある時、中村氏が遊漁船の船長とSLJでイサキが狙える釣り場を模索していた時の事、船長はナブラを発見した際にナブラを直接狙える位置にボートを進めたそうですが、それではまるっきりイサキは釣れなかったそうです。実はイサキは青物のおこぼれを狙っていて、ナブラの中心部ではなくそこから少し離れた位置に居たのです。つまり、狙うべきはナブラが過ぎ去った後の場所でした。これまでイサキがルアーのターゲットとして注目されなかったのはそんな魚の性質にもよる部分が大きかったのです。
2019
昔、ボーマーのスマイリングミノーという製品があって、テールを下方向ではなく上に向けることでローリングを抑えウォッブリングに特化できるという性能に着目していました。そのヒップアップ形状をクランクベイトに応用したものを個人的にバルサで作っていたのですが、その中でも完成度の高かったものを量産用に転用したものがコロットです。(池島竜一)
2019
この広告で使っている写真は確か、ショートレングスモデル(4.8ft・5.3ft)の開発に携わっていただいた平本さんから頂いた一枚。東北エリアで最終に近いプロトを持参しキャッチした一匹だった筈です。ブランクやガイドなどの技術的進化は勿論イル・フロッソ開発背景の1つでは有りますが、それ以上に既存のトラウトロッドを使い込むアングラーから沢山の声を拾っていたことが、特に大きな契機となりました。シリーズ中、特に個性の強い一本とも言えるTILF-87。TILF-87の抜群の操作性と感度を活かした“ボトムタップスプーニング”というメソッドですが、実はこのモデルの開発に伴い名付けたネーミングです。「このロッド無しではこの釣りは成り立たない」そんな声も沢山いただいています。(礒野寛之)